返信しないと責められるグループ。既読に疲れた私が、退出前に伝えたこと。
夜遅くまで続くグループの会話に、沙耶は寝る時間を削って返信していた。
オリジナル創作ストーリー・登場人物と出来事はフィクションです何気ないひと言が、ずっと気になっていたことを表に出す。これは日常のすれ違いを描いた、irohaのオリジナル短編です。登場人物や出来事はフィクション。今回は、気持ちを飲み込むだけでは終わらなかった場面をお届けします。
「ちょっとくらい」が、積み重なると
夜遅くまで続くグループの会話に、沙耶は寝る時間を削って返信していた。「見たなら返して」と言われ、通知が来るだけで身構えるようになる。
思いがけないひと言と、見えてきた事情
沙耶は「夜は通知を切る。返事は翌日になる」と短く伝えた。急ぎの連絡は別の方法でお願いする。最初は戸惑いの返信もあったが、同じように困っていた友人も続いた。
その後、二人の間に残った約束
会話は消えなくても、いつ参加するかを選べるようになった。合わない場合は抜けることも考える。全員に合わせることより、自分の時間の使い方を伝える。それが沙耶の最初の一歩だった。
毎日に、ちょっといい発見を。
相手の事情を知ることと、自分の困りごとを黙って引き受けることは別の話。伝え方を変えたから必ず解決するわけではありませんが、この物語の主人公は、事実と気持ちを分けて話すことから一歩を踏み出しました。あなたなら、この場面でどんな言葉を選びますか。
毎日に、ちょっといい発見。 iroha.


