「私がやって当たり前?」家事をしない夫に、妻が伝えた意外なひと言。
「言ってくれればやるよ」と夫。
オリジナル創作ストーリー・登場人物と出来事はフィクションです何気ないひと言が、ずっと気になっていたことを表に出す。これは日常のすれ違いを描いた、irohaのオリジナル短編です。登場人物や出来事はフィクション。今回は、気持ちを飲み込むだけでは終わらなかった場面をお届けします。
「ちょっとくらい」が、積み重なると
「言ってくれればやるよ」と夫。妻の美咲は洗濯物の前で立ち止まった。「じゃあ、明日から私がいないつもりで、一日の段取りを考えてみて」責める代わりに、一枚の紙を渡した。
思いがけないひと言と、見えてきた事情
翌日、夫は洗剤を探し、夕飯の材料がないことに気づく。ゴミ袋の補充も、保育園の連絡も終わっていない。「料理だけじゃないんだね」と、紙に次々と書き足した。
その後、二人の間に残った約束
美咲は「手伝ってほしいんじゃなくて、一緒に気づいてほしい」と答えた。二人は担当と確認日を決める。すべて解決したわけではない。でも、翌朝のゴミ袋を妻が頼む必要はなかった。
毎日に、ちょっといい発見を。
相手の事情を知ることと、自分の困りごとを黙って引き受けることは別の話。伝え方を変えたから必ず解決するわけではありませんが、この物語の主人公は、事実と気持ちを分けて話すことから一歩を踏み出しました。あなたなら、この場面でどんな言葉を選びますか。
毎日に、ちょっといい発見。 iroha.



