「週末空いてるよね?」勝手に約束する夫。妻がカレンダーに書いていた予定とは。
夫が友人を家へ招き、妻の菜月へ当日朝に伝えた。
オリジナル創作ストーリー・登場人物と出来事はフィクションです何気ないひと言が、ずっと気になっていたことを表に出す。これは日常のすれ違いを描いた、irohaのオリジナル短編です。登場人物や出来事はフィクション。今回は、気持ちを飲み込むだけでは終わらなかった場面をお届けします。
「ちょっとくらい」が、積み重なると
夫が友人を家へ招き、妻の菜月へ当日朝に伝えた。菜月はカレンダーを指す。「今日は私の休む日って、先週話したよね」そこには大きく「予定を入れない」とあった。
思いがけないひと言と、見えてきた事情
夫は何も書いていない日なら空いていると思っていたと話す。菜月は、休息も自分で決めた予定だと説明した。夫は友人へ連絡し、会う場所を外へ変更する。
その後、二人の間に残った約束
次から家へ招くときは、先に二人で確認することになった。カレンダーの空白は、自由に使ってよい相手の時間ではない。書かれた一言が、二人にとって新しい約束の意味を持った。
毎日に、ちょっといい発見を。
相手の事情を知ることと、自分の困りごとを黙って引き受けることは別の話。伝え方を変えたから必ず解決するわけではありませんが、この物語の主人公は、事実と気持ちを分けて話すことから一歩を踏み出しました。あなたなら、この場面でどんな言葉を選びますか。
毎日に、ちょっといい発見。 iroha.



