「私のプレゼント、安くない?」値段を比べる友人に、誕生日の主役が返した言葉。
誕生日会で、友人が贈り物の値段を比べ始めた。
オリジナル創作ストーリー・登場人物と出来事はフィクションです何気ないひと言が、ずっと気になっていたことを表に出す。これは日常のすれ違いを描いた、irohaのオリジナル短編です。登場人物や出来事はフィクション。今回は、気持ちを飲み込むだけでは終わらなかった場面をお届けします。
「ちょっとくらい」が、積み重なると
誕生日会で、友人が贈り物の値段を比べ始めた。手作りのカードを渡した凛は居心地が悪くなる。主役の美優はカードを開き、笑顔になった。
思いがけないひと言と、見えてきた事情
「私が好きな言葉、覚えててくれたんだね」。美優は贈り物それぞれの嬉しかったところを話す。値段を持ち出した友人には「比較しなくていいよ」と静かに伝えた。
その後、二人の間に残った約束
凛は帰り道、用意してよかったと思う。高価なものも手作りも、相手が喜ぶ形は違う。会の空気を変えたのは誰かを負かす返事ではなく、自分が何を嬉しいと感じたかを伝える言葉だった。
毎日に、ちょっといい発見を。
相手の事情を知ることと、自分の困りごとを黙って引き受けることは別の話。伝え方を変えたから必ず解決するわけではありませんが、この物語の主人公は、事実と気持ちを分けて話すことから一歩を踏み出しました。あなたなら、この場面でどんな言葉を選びますか。
毎日に、ちょっといい発見。 iroha.



