認知症の父が遺したメモ|心を締め付けるその内容に思わず涙

令和元年、65歳以上の人口に占める割合が過去最高となった日本。その数は28.1%と先進国の中でも群を抜いています。 50年後にはその数は38.4%に達し、国民の約2.6人に1人が65歳以上になると予想されています。そして人口の高齢化に比例してある病気の割合も上昇してきました。それが認知症。残念なことに今現在の時点で認知症を治療する方法は見つかっていません。

そんな認知症のお父さんを最近亡くされたバスマンさん(@BUSMANTHEWORST)は彼の部屋であるものを見つけました。それは生前お父さんが記していた日記と思われるノート。

そこには日々消えていく記憶を失わないようにと懸命に綴ったことがわかるメモが多く記されていました。その多くは家族に、周囲の人に迷惑をかけまいとする記載ばかり。

”メイワクカケナイ様にスル

ヨルになったらアマドシメル”

”ワルカッタ進一”

これを読んでバスマンさんは亡きお父さんが自分の病気と陰ながら戦っていたことを知り涙が止まらなかったそうです。

お父さんの認知症との密かな戦いの跡は、私たち見るもの全ての心を突き刺します。そしてさらに別のメモも見つかったそう。

このTwitterを見て同様の体験をした方などから多くのコメントが寄せられています。

認知症は、本人が一番辛いみたいですね。自分が知らないうちに、勝手に行動して迷惑かけてる。
正気に戻る時に、自分を責める。その思いがノートに出てますね😭

— ローリーひでぽ (@jf6lmp) 2019年12月5日

認知症は先にも記載した通り、有効な治療方法が現代医学では見つかっておらず、治療は困難とされています。

日々進行する症状に、介護する家族は疲れ切りストレスを溜めてしまうという話はよく聞きます。しかし今回のバスマンさんの投稿は私たちに認知症を抱える人々の思いを教えてくれたように思えます。

自分の意思とは反するところで日常の物事を忘れてしまい周りに迷惑をかけてしまう、それがどれほど辛いことか、バスマンさんのお父さんの遺したメモからひしひしと伝わってきます。そして一番辛いはずの自分よりも家族を大切にしようと懸命なこのメモに胸がいっぱいになります。高齢化が進む日本、介護する側とされる側、お互いを理解しようとする心が今よりも一層大切になるのかもしれません。
最後に、バスマンさんのお父さんのご冥福を心からお祈りいたします。